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ドライアイになりやすい疾患

ドライアイの原因として、ドライアイになりやすい疾患があります。この原因の場合、環境要因が原因になっている場合と違って病気自体の改善がドライアイの改善につながりますので、環境を変えただけでは解決につながりにくいですが、それでも環境を整えることで症状の悪化を防ぐことはできます。頻回点眼などが対策になりますが、症状がひどい場合には涙点プラグなどの治療もありますので、眼科の専門の先生に診てもらいましょう。

ここではドライアイになりやすい疾患を見ていきます。

●シェーグレン症候
自己免疫疾患(膠原病)に分類され、涙腺や唾液腺などの外分泌腺が慢性炎症を起こして、目や口が乾燥(ドライアイやドライマウス)といった症状がでます。
目や口が乾燥症状のみのタイプと慢性関節リウマチなどの膠原病を合併するタイプがあり、慢性関節リウマチを伴うと関節が痛む全身症状が出ます。

●上輪部角結膜炎(SLK)
角膜の上側の結膜に慢性的な充血と異物感があり、傷ができ流涙をきたします。原因ははっきりしませんが、ドライアイの合併が多い疾患です。涙の減少があれば、人工涙液(防腐剤を含まない)の頻回点眼を試みます。涙点プラグが奏功することがあるようです。

●眼瞼痙攣(がんけんけいれん) ※正式には眼瞼攣縮(がんけんれんしゅく)
眼瞼痙攣は眼瞼周囲の筋肉(眼輪筋)筋肉が自分の意思に従わない収縮がおきる状態です。瞬きが多くなるので、目が乾きやすくドライアイを併発することがあります。

●GVHD=移植片対宿主病(いしょくへんたいしゅくしゅびょう)
臓器移植に伴う合併症のひとつで、臓器提供者(ドナー)の臓器が、患者の器官や組織を攻撃する免疫反応です。骨髄移植を受けたときの合併症として頻度の高いもので、その合併症として涙が減少することがあります。
移植した骨髄が移植を受けた患者の体を異物とみなして攻撃することで、臓器移植の「拒絶反応」とは逆の反応になります。「拒絶反応」は患者の体が移植した臓器を攻撃する免疫反応を言います。

●眼類天疱瘡(がんるいてんぽうそう)
眼類天疱瘡は、眼粘膜で発症した類天疱瘡で、角膜の混濁を伴う進行性痕瘢性疾患です。結膜充血、浮腫、水疱形成などがみられ、進行すると瞼球癒着が起こる疾患で、重症なドライアイをきたします。原因は不明ですが、緑内障点眼治療剤を長期使用での場合の副作用や自己免疫疾患、遺伝等の原因とみられています。

ドライアイは目が乾くだけと考えがちですが、重篤な疾患が隠れている場合もありますので、「なんかおかしいかも」と感じたら、専門医の先生に診てもらいましょう。

 
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